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地域の文化施設をハブに 多世代交流の場を創出

―取り組み事例紹介-

保谷こもれびホール(東京都西東京市)2022年度実績

JCDでは、それぞれの地域の現状・課題と求められる役割を踏まえ、全国の公共施設の運営をおこなっています。JCDが保有する事業企画やプロモーション、スペース活用やオペ―レーションのノウハウを掛け合わせ、交流拠点としての公共施設の運営をプロデュースしています。

 

公共施設でのホール公演や講座等の企画だけではない地域活動として、「こども食堂」の運営をこなっています。子どもたちの「孤食・欠食・低栄養などの解消」と、「文化・芸術に触れる機会の創出」を目標に、地域の文化施設内に併設されたカフェで「こども食堂」を開催することで、地域コミュニケーションの活性化や、多世代交流の拠点づくりに貢献しています。

公共施設内のカフェによる運営の信頼性・安心感により、子供たちやご家族にとっても参加しやすく、社会福祉協議会・市の民生委員・地域のお店や近隣大学の学生にとっても携わりやすいため、施設を中心に、参加の輪も協力の輪も広がりをみせています。

その他、認知症の当事者やご家族の憩いの場となる「オレンジカフェ」の開催など、JCDではさまざまな施策を通して「誰にでも開かれた施設」のあり方を模索しています。

これらの活動は、地域コミュニケーションの活性化や文化施設の認知度の向上、多世代交流の拠点づくりといった新たな価値の創出にも繋げることができました。(2023年3月取材)

 

担当者インタビュー≫

「保谷こもれびホール」事例

https://www.jtbcom.co.jp/article/chiiki/1430.html

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