JTBコミュニケーションデザイン エリアマネジメント

お問い
合わせ

  • #公共・文化施設の運営

「こころ羽(は)」プロジェクト inおおぶ文化交流の杜

JTBコミュニケーションデザイン(JCD)は、運営に携わる全国の公共文化施設において、子どもたちの文化芸術体験の格差をなくすことを目的に、子どもたちとその家族を演劇や音楽コンサートなどの公演に招待し、文化芸術の鑑賞機会を提供する「こころ羽(は)」プロジェクトを推進しています。

実施内容(2023年度)

2023年12月、私たちが運営に携わる、おおぶ文化交流の杜(愛知県大府市)で「こころ羽(は)プロジェクト」の取り組みとして『HANDSIGN LIVE』公演を開催しました。この公演では、社会福祉法人大府市社会福祉協議会を通じてご招待をし、市内在住の子供たち及びそのご家族、近隣のろう学校の先生と生徒など計80名の方にご参加いただきました

『HANDSIGN LIVE』は、歌とダンスと手話という新しい表現方法で伝える男性2人組手話パフォーマー「HANDSIGN(ハンドサイン)」による公演です。

大府市では手話やろう者に対する理解を促進するため、2020年4月に「手話言語条例」が施行されましたが、市の核となる公共文化施設の運営に携わるJCDとしてもこの条例が目指す社会を実現するための取り組みを行う必要性があると感じていました。

そこで、障害についての偏見をなくし、手話を身近に感じてもらうとともに、障害のある人も一緒に楽しみながら社会に参加する機会を市民の皆さんに提供したいという事業担当服部の思いもあり、市や社会福祉協議会、障害者支援団体などと連携し、この公演を企画しました。

公演に先立ち、手話の理解を深めるための『親子で学ぶ「手話講座」6回コース』の講座も開催しました。さらに、『HANDSIGN LIVE』公演当日には、この講座で熱心に学んだ受講生による「手話ソング」の披露も実現しました。

 

 

 開催日

 2023年12月3日(日)

 公演名

 ヴォーカル&手話パフォーマー

 「HANDSIGN LIVE(ハンドサイン ライブ)」

 開催場所

 おおぶ文化交流の杜 (愛知県大府市)

 ご招待人数

 80名

協力:社会福祉法人大府市社会福祉協議会

 

 

■「こころ羽(は)」プロジェクトとして参加した方の声

手話とても感動しました!貴重なお時間を頂き感謝しています!(女性・40代)

とてもあたたかいライブで、ところどころで感動して泣いちゃいそうでした。(女性・10代)

 

 

(2025年2月記)

こころ羽(は)プロジェクトとは

 

 

 

 

 

 

 

JTBコミュニケーションデザイン(JCD)が推進する「こころ羽(は)」プロジェクトは、様々な環境等が理由で生じる「子どもたちの体験格差」の解消を目指す取り組みです。JCDが運営に携わる全国の公共文化施設において、対象となる子どもたちとその家族を演劇や音楽コンサートに招待し、文化芸術の鑑賞機会を提供することで心豊かな社会の実現を目指しています。同時に、地元企業、自治体、教育機関、支援団体との連携を通じて地域全体のコミュニケーションを促進し、社会問題解決のハブとなることで、地域に根ざした持続可能な文化振興と社会貢献活動を展開しています。

このプロジェクトを通じて、JCDは単なる施設管理運営者やサービス提供者としての”プレーヤー”を超え、文化芸術のみならず福祉、教育、産業、まちづくりなど自治体が担う地域振興の”パートナー”としての役割を果たしています。エリアマネジメント事て地域課題の解決から社会課題の解決へと視野を広げ、地域の様々な団体との連携や協働を強化しつつ、地域の企業への積極的な活動発信を行っています。JCDは今後も、この「こころ羽」プロジェクトを通じて、継続的に社会課題の解決に取り組み、より豊かで包括的な社会の実現を目指していきます。

 

 

 

▼関連コンテンツ

公共施設を活用した「こころ羽」プロジェクト~子どもたちの体験格差解消~ 対談記事≫

豊中市立文化芸術センターでの実施時に 連携した社会福祉法人豊中市社会福祉協議会の勝部麗子様とイベントを取材し記事を執筆された読売新聞社の満田育子記者、そしてJCDエリアマネジメント部長の田中が、様々な社会課題解決に向けて、企業と地域はどのように連携を図れるか、可能性を語り合いました。

 

 

他エリアでの「こころ羽」プロジェクトの取り組み実績≫

 

関連資料
関連記事

関連記事